NEWS

お知らせ

2024.05.21

Topics <-色について- ネックストラップの色の見え方>

前回に続き、色のお話の2回目です。
今回は色の見え方とネックストラップのお話になります。
パソコンなどで作った画像を印刷してみると、イメージの色と違ったという経験がある人も多いのではないでしょうか。これはディスプレイ(モニター)の色の表示方法【RGB】と、カラープリンターなどの印刷物に使われる色【CMYK】の仕組みの違いによるものです。
ネックストラップも印刷物なので、色の表現は【CMYK】となります。
家庭用のカラープリンターもCMYKのインクカートリッジで印刷する仕組みは同じなので、イメージがしやすいでしょうか。

 


RGBとCMYKの違い



・RGBとは
光の三原色とも呼ばれ、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3成分で色を表す表現方法
色を混ぜれば混ぜるほど白に近づく
テレビやパソコン、スマートフォンなどのディスプレイに用いられる


・CMYKとは
シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)と、キー・プレート=黒・墨(Key plate)の4成分によって色を表す表現方法
0~100%の濃度で色を組み合わせ、色が混ざれば混ざるほど黒に近づく
印刷物のほとんどは、この4色CMYKで構成されている

 


印刷すると色味が変わって見えるのは?

ネックストラップのデータをCMYKで作成しても、明るく発光しているディスプレイ(モニター)を通して見る色味と、実際の印刷された色味では発色が異なります。スマホやタブレット、パソコンなどの端末で見た画像と印刷されたものの色のイメージが変わったように見えるのはそのためです。

 


また、見ているディスプレイ(モニター)は端末や機種やメーカーによっても色味が違います。
そのため、データのみで色を見る場合は『お客様』、『STRAPMAKER』、『現場』、全ての場所で同じ色味を見ているわけではないので、どうしても色のイメージに齟齬が出てきてしまうのです。

少しでも互いのイメージを近づけるため、 前回 でもお話したように弊社では共通の基準としてカラーチップを使っています。カラーチップの番号が決まっていない場合には、代用としてお手元にあるネックストラップや印刷物、プリントされた写真などに合わせる事もできます。

ご希望があればネックストラップの色の齟齬をなくすため、実際の色を量産前に確認するネックストラップの現物校正(※試作品のこと、別途費用がかかります)を作り、実際の印刷を事前に確認していただくことも可能です。

 


STRAPMAKERでは、お客様に合ったネックストラップをオリジナルで製作しています。お気軽にご相談ください。
用途や目的によって、最適のネックストラップをご提案しております。

 

ご相談・お問い合わせは  こちら   まで。

BACK